1年後に子供も車も家も手に入れる話

気がつけばアラサー。焦りと現実と夢と。これが私のリアル。

9ヶ月の娘をつれて。パパとの別れ

実はパパ、現在単身赴任中。

私と娘は東京。パパは金沢。

 

娘が9ヶ月の時に辞令を言い渡された。

絶望の表情を浮かべ辞令を受け入れるか否か悩む夫に、さらっと「行っておいで」と私は背中を押した。

夫は育児より仕事に力を入れるべきだと本能で思った。

 

夫が全国転勤のある会社に就職した時もいつかこの時が来ると覚悟していた。予想よりだいぶ早かったけどその時が来た。行っておいで。

 

当然、私は9ヶ月の娘と2人暮らしをすることになる。

そして恐ろしいことに、3ヶ月後に職場復帰を控えている。

引越しは1ヶ月後。早速家探しが始まった。

 

1日に何度かあるお昼寝の時間に必死になって探した。

キッチンが剥き出しになっていないこと。駅からの距離。空きのある保育園の近く。そもそも、どこの駅にすべきか。

絶対に妥協してはいけない。9ヶ月の子供との2人暮らし、大変なのは目に見えている。せめて環境は整えなければならない。

 

数時間おきにHOMESとSUUMOをチェックする。

 

1週間、寝ても覚めても賃貸サイトの更新をかけ続けた。

そして見つけた。全ての条件を満たす物件を。

即問い合わせ。リモートで内見。先客がいた。

負けるわけにはいかない。申込書は店舗にいるスタッフにpdfでもらいスマホのアプリで入力した。全ての書類を内見担当者が店舗に戻る前に送付した。

 

...勝った!申込が完了した。審査も通った。

 

しかし忘れてはいけないのは保育園のこと。元々住んでいたところで妊娠中にした保活は全て水の泡。

引越し先のマンションから通えて、空きのある保育園をピックアップした。

そして後日、はるばる1時間かけ9ヶ月の娘を連れて保育園見学に行った。

家から1番近いところが1番よさげ。ここに決めた。

 

あとは引越しの時を待つのみ。

家族3人で過ごせたのはたった9ヶ月か。これからどんな生活が始まるんだろう。まぁなんとかなるさ。たぶん。

 

引っ越しの日は猛暑だった。

パパは前日の送別会の二日酔いでうごけなかった。幼子と引き離し、引っ越し前日に送別会をする夫の会社を軽蔑した。

 

荷造りは前日に済ませた。当日はトラックへの積み込みと搬送、搬入。

昼過ぎにトラックは出発、私と娘は電車で引越し先へ向かった。

鍵渡しと搬入のタイミングが合わない。鍵渡しは引越し先に手伝いに来てくれた両親に頼んだ。

 

夕方、やっと荷物が届いた。

とりあえず食事をとり、浴室と寝室だけ整えて寝ることにした。もうヘトヘトだった。

人生で1位2位を争う疲労感だった。

体も頭もクタクタ、なのに寝られない。興奮状態。こういう時は目を閉じて、寝ていることにする。体だけでも回復させよう。

 

両親は平日に有給をとってもらったため、1日で帰宅。

朝起きたら、ろくに荷解きもできていない部屋で9ヶ月さんと2人暮らしが始まる。

 

朝。

最低限は寝られた。前日にヴィドフランスで買っておいたパンが朝ごはん。

娘は環境の変化で私にべったりしつつ、おもちゃで遊んでみたり、家を探検してみたり。

想像よりは平和だ。

 

食べ物はしばらくまともに料理が出来ないことを見込んで離乳食を大量に買った。自分の分は適当に。

 

荷解きは娘が寝ている間にコツコツ。

1週間くらいで生活が落ち着いた。

 

...平和だ。

 

娘ファーストの生活。洗濯物が少ない、料理に拘らなくていい、夫の機嫌を気にしなくていい。

 

アリよりのアリ。

 

 

この後、数々の行政手続き、復職などまだまだ山はあったものの、なんとかなった。

娘のリズムに合わせた二人暮らし生活、何年続くかわからない。とりあえず今もなんとかなっている。のんびりと暮らしていこうと思う。

 

 

今後は、妊活・車購入・マンション購入に向けた話を書いていきます。

私たち家族の生活の話は気が向いたり、リクエストがあれば書こうかな。